仕事をプロジェクト化する、作品化する世界~外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント~


 

 

2019年の書籍を纏めていて、何か共通項がないものか、点を線に繋ぐように、色々な角度から、世界を眺めていましたところ、仕事の遊び化、仕事のプロジェクト化という1つの線を引くことが出来ました。

 

AI時代生き残れるのは「変化を楽しめる」人。2030年に必要なスキルの1位は。オズボーン・オックスフォード大教授インタビュー

“”今後、最も必要とされるスキルは、「戦略的学習力」です。言い換えるなら、「自ら学び続ける能力」です。この時代において、死ぬまで学び続けることが必須になるのは自然な流れだと思います。その他にも、創造性や社会性、協調性といったスキルも重要になってくるでしょう。””

 

 

複数のテクノロジーの進化が、同時多発的、指数関数的に、世界を変革させていく、非常に不確実性が世界において、学習し続ける能力こそが、最も重要度が高いと、何度も、警鐘が鳴らされていますね。

 

しかしながら、言うは易く行うは難しでありまして、なかなか学び続ける能力というのは、得難いもので、人間は、怠惰で、続けることがとても苦手な生き物であるな、と。

 

僕が思うに、今日時点では、まだまだ、多くの人達は、お金のために働き続けることになりそうなので、その仕事そのものを、遊び化、プロジェクト化することで、学習し続ける能力も同時に鍛えていければ良いのではないかと考えます。

 

“”プロジェクトマネジメント型の仕事では、仕事そのものが自分の作品になります。「社会彫刻」という概念を提唱して、世の中の人はすべてアーティストであるべきだと主張したのは現代芸術家のヨーゼフ・ボイスですが、仕事という作品を通じて社会と関わりを持てるアーティストになり得るのです。””

 

 

仕事を1つのプロジェクトだと捉え、そのプロジェクトを自分の作品だと考えることが出来れば、仕事に対する関わり方も変わると思うんですね。

 

より遠い将来を見据えてみますと、たとえば、世の中にある多くの仕事がロボットに取って代わられ、働かなくても十分に人生を生き抜くことが出来たとしても、仕事そのものを、作品化することや、遊び化することで、自分の人生を、より豊かに過ごすことが出来ると思うんですよね。