ずっと気になっていて、なかなか読めずにいた本
「フラット化する世界」
この本の初版は、2005年。
すでに7年以上が経過し、ここに書かれている内容はかなり現実化していて、現在のグローバル化で起こっている現象を理解する上で、かなり参考になる。
100年、200年後から、
このフラット化、グローバル化という流れが、どれほど社会に大きな影響を与えることになったか考えてみると、そのスケール感に鳥肌が立つ。
いわゆる先進国と評される国家に生まれただけで、経済的アドバンテージを享受することが出来ていた時代が過去のものとなっていく大きな流れの中にいる。
抗うことのできぬ変化の中、物事をどのように捉え、立ち振るまうか、ここに「希望」の種がある。
概念は相対化し、揺らぎながら進化する。
変化することを恐れず、楽しむことが出来れば、一度きりの人生を、より積極的に、ハッピーに過ごしていけると信じてる。