率直、率直、率直!


 

 

 

海外で働くようになって、
日本人以外の人と働くようになって、
「ああ、自分は、日本人的な考えを引き摺っているなぁ」と、
考えさせられることが、ある。
今週は、改めて、
そんなことを考えることが多かった気がする。
「遠回し」に物事を伝えようとすることなどは、
その典型的な例じゃないかと思う。
逆に言うと、「率直さ」が無いということだ。
相手を傷つけたくないから?
いや、自分が傷つきたくないから?
なんとなく察してもらえるように、
遠回しに、遠回しに、表現する人が多い気がする。
はたまた、考えているのだけど、
それを口に出さない、ということも、
日本人的な考え方ではないか、と感じる。
しかし、韓国人は違う。
日本人と比較して、明らかに、単刀直入だ。
なんてデリカシーのない人たちなんだろう、と、
考えてしまったこともあるが、
慣れてくると、よっぽど、気が楽で良い。
5年弱も住んでいたので、
僕自身は、かなりストレートに物事を言えるようになった。
と思っていたが、
やっぱり、まだまだ、遠回りだ、と思うことが多々ある。
今日のエピソードは、
あるメンバーのために、
そんなわけで、良かれと思って、
言わなくても良いであろうことを言ってしまった話である。
厄介だったと感じたのは、
「思いやり」という言葉だった。
相手のために、と思って、
ストレートに、伝えるべきことを伝えてみた。
すると、どうだろう、それはそれは、ションボリなさる。
相手は日本人だった。
そのせいもあったかもしれない。
しかし、これは、やり過ぎた、、、と反省させられた。
もっとよく考えて発言すべきだった、と猛省した。
フランスには、こんな諺があるそうだ。
『思いやりは友をつくるが、
真実を言うことは敵をつくる』・人に言ってはいけないこと
・人に言わないほうがいいこと
・人に言わなくてもいいこと
・人に言ってあげたほうがいいこと
思いやりを欠いた一言で人を傷つけてしまうこともあれば、
本人のために言ってあげたほうがいいこともある、
それも思いやりだ、と。
言うべきか、言わぬべきか、
そんなことを考えていて、
大きな大きな意思決定が出来た。
それは、迷うくらいなら、
率直に言う、ということだ。
これは、人生の方針となるだろうと確信する。
率直さを維持することは、本当に難しいが、
それでも、率直に、物事を言い合える人間関係を築くことが、
強いチームを創ることになる。
久し振りに、ジャック・ウェルチ先生の言葉を思い出した。
・ 言うべきことを言わないでいることが、ビジネス界の最大の恥だ
・ 官僚主義、屋上屋を重ねるような組織、社内政治、表面的な礼儀正しさは、全て率直さの欠如が生み出す産物だ
・ 競争相手のことなんかどうでもいい。社内でコミュニケーションが取れないことの方が、よっぽど恐ろしい敵だ!
・ 率直でないのはつまるところ自分のためで、自分が楽するためなのだ
・ 勝ち抜くためには率直であることが極めて重要だ
・ 率直さを引き出すためには、報酬を与え、褒め、語り続けることだ。率直に行動した人は皆の前で大々的に褒めあげる
・ 非実力制度の良い点があるとすれば、やがてそれが自滅するということだ。自分の重みに耐えかねて潰れるか、変化せざるを得ない。その結果、継続が困難になる
・ ヤンキースをはじめとするスポーツチームの団結力は、率直な業績評価とそれに呼応した報酬の上に成り立つ、オープンで正直な経営システムのプラスの影響を雄弁に物語ってくれる
Jack Welch
20世紀最高の経営者と言われた、ジャック・ウェルチ先生は、
「率直さ」が、どれほど経営に大事かということを、
どれだけ説いて下さったことか。
自らが意識するだけでなく、
「率直さ」をカルチャーの土台におけるよう、
チーム創りに励んでいきたい。

 


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