「BOOKS I’M READING」カテゴリーアーカイブ

「次の世界」で生きるということ ~これからの世界をつくる仲間たちへ 、落合陽一~

  メディアアートというユニークな研究分野で、グローバルに活躍をしている若き日本の研究者、兼、実業家、落合陽一氏の書籍。     本書は、テクノロジーの指数関数的進化が引き起こす世界に、どんな人財が活躍するだろうか?という問いに対する1つの答えみたいなものを、著者らしい視点で、シンプルに、分かりやすく説明してくれています。 陳腐な例になってしまいますが、「AIが職を奪うぞ」的イシューに関してなんかも、とても分かりやすく持論を述べてくれています。   ””よく人工→ 続きを読む

繰り返し読みたい。『シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法~ビジネスを指数関数的に~』

  指数関数的な速度で劇的に変化する社会や時代に合わせ、飛躍的発展を遂げる企業の創り方について指南してくれている本書。具体的には、””コミュニケーションや意思決定の方法、情報が流れる構造、経営スタイルや哲学、ライフサイクルなどだ。また戦略や組織構造、社内文化、プロセス、運営、システム、人々、主要業績評価指標(KPI)など””様々な観点から、飛躍的な成長を可能とする企業と、それ以外の企業との差異について実例を交えて解説される。挑戦する分野、領域、業界を問わず、飛躍型企業を目指す上で、非常に参考にな→ 続きを読む

未来を確定的なものとして認識する。『未来予見〜「未来が見える人」は何をやっているのか?21世紀版知的未来学入門~』

  「未来を予想する最善の方法は未来を創ることだ。」というような表現は有名ですが、本書では「未来を確定的なものとして認識することで、その流れにそって現実がやってくる」というような表現がなされています。 確かに偉大は発明家や起業家は、時代を創ったと言われるほどのことを成し遂げていますが大多数の人たちにとっては難易度が高過ぎる挑戦でしょう。しかし、例えば、AIが発達し単純労働が減少する未来や、アフリカ大陸に暮らす10億人を超えるマーケットが勃興する未来を確定的なものと認識し、その未来に合わせて何らか→ 続きを読む

心躍る。『ボールド 突き抜ける力 超ド級の成長と富を手に入れ、世界を変える』

  最近、心躍り出す機会が増えている。窮地に立たされていても、見方を変えればチャンスしかないと信じられる。このような信念を支える一つの契機となっているのは、本書の中でも繰り返し語られる指数関数的な変化が起き続ける時代背景にある。AIやロボティクスなど分かりやすいテクノロジーだけでなく、様々な分野でエクスポネンシャルな進化が起きている。劇的な変化が起きる分野に直接的に関わるだけでなく、その結果、生み出された社会において、必要とされるであろう人間の欲求、市場のニーズと、どう向き合っていくかを考えるこ→ 続きを読む

愛だろ、愛っ。 ~メディア化する企業はなぜ強いのか?フリー、シェア、ソーシャルで利益をあげる新常識、小林 弘人~

    情報伝達の手段として、「誰が発信したか?」というのは言うまでもなく、非常に重要なファクターだと思うのですが、権威ある情報発信者になってから発信しようとしたら、いつまでたっても、発信できやしません。そのような原則を自覚した上で、地道に積み上げていくという戦略を取ること、すなわちフローの情報がバズるようなことって、一か八か過ぎるので、しっかりストックされるように情報を発信していくべきだということ、これは大切だなと。 ””情報が生成され配信されるサイクルが速いものを「フロー」、書籍→ 続きを読む