「BOOKS I’M READING」カテゴリーアーカイブ

「世界により良いことをしよう。」~グッドワークス!フィリップ・コトラー ~

  「人間らしい仕事とは何だろうか?」という問いに対する回答の1つに、僕達は、人類を主語にした「より良い世界を創る」という、一見、気高く、シンプルな答えに、繰り返し行き着くものだと思っている。   「世界により良いことをしよう。」という提案、思想は、今更感があると言う人もいるし、分かってはいるけど、実際にアクションし辛いというのが本音であると言う人もいる。つまり、なんだかんだ言って、アクションしていない人達が多数なのですが、コトラー先生たちが言っていることは、そういう社会貢献的な活動は→ 続きを読む

浪漫に満ち溢れた未来。~〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則 、ケヴィン・ケリー~

    ””しかし、しかし……ここで重要なことがある。インターネットに関してはまだ何も始まっていないのだ! インターネットはまだその始まりの始まりに過ぎない。それは何より〈なっていく〉ものなのだ。もしわれわれがタイムマシンに乗って30年後に行って、現在を振り返ってみたとすると、2050年の市民の生活を支えているすばらしいプロダクトのほとんどは、2016年には出現していないことに気づくだろう。未来の人々はホロデックやウェアラブルなVRコンタクトレンズ、ダウンロードできるアバター、AIイ→ 続きを読む

変わろうとするチカラを阻害する慣性の構造。~なぜ人と組織は変われないのか _ ハーバード流 自己変革の理論と実践~ 

  持続的成長を標榜する企業にとって、『絶え間ない変化』というものは、車を走らせる『ガソリン』のような存在であって、変わることを諦めるというのは、チームの存続を諦めるということに同義と思われる。   人の目に触れやすい情報は、ほとんどの場合、成功物語ばかりなので、こんなことを書くと、いやいや失敗物語もあるでしょ、と、突っ込みを頂くのだが、ここで定義させてもらうなら、それは「大」失敗物語であることが多い。そもそも「小さな」失敗に関する逸話なんて、誰も興味がなくて見てくれ→ 続きを読む

文系、理系論争なんかに巻き込まれてる場合じゃない。~最速の仕事術はプログラマーが知っている 、清水 亮~

最近、文系不要論とか、 文系人間は理系から学ぶべきだとか、 世間様が好きそうな二元論争が盛んだ。 そんなトレンドに振り回さず、 逆に抗い、斜に構えることもなく、素直に聴いて欲しい。 あなたがもし非プログラマーとして、 ITに関わる仕事をしていたとしたら、 そしてまた、 もし、 仕事を楽しみたいと思っているなら、 仕事で大成したいと思っているなら、 迷わず読まなければならない書籍の1つとして、薦めたい。 最近、改めて、自分という人間が、 いかに無知であるか、ということを、 嫌というほど突→ 続きを読む

僕達が生きている間に想像を超える世界が訪れる。~シンギュラリティは近い_人類が生命を超越するとき 、レイ・カーツワイル~

    人間の知能を超えるAIが登場するのは時間の問題。 AIが人間を攻撃しないなんて誰も保証してくれない。 人類はAIによって滅ぼされる。 あなたは、このような表現を聴いて、 どのようなに感じるだろうか。   2016年上半期時点での、 日本人のマジョリティにとっては、 このような表現は、 「大げさだなぁ」程度に受け取られるのではないだろうか。 逆に、ある程度、 現代の未来予測やテクノロジーの発展に詳しい人達にとって見れば、 このような表現は、 「まだそんな話をしてるの?」程度に受け→ 続きを読む