「UNCLASSIFIED」カテゴリーアーカイブ

「情熱的な自信」と「冷静な謙虚さ」を同居させる~マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる~

2022/11/17頃。 ちょっと、タイトルが良くないと思うのですが、かなり深淵なる気付きを与えてくれた書籍。 https://amzn.to/3GtnyaD ””物事を多面的に見つめることで、恐怖や不安に対処する方法を見つけられるようになる。大胆にリスクを取り、逆境でも粘り強く努力を続けられるようになる。他人に影響を与えたり、説得したり、意欲を引き出したりすることがスムーズになる。”” 類まれな成果を生み出す稀有な人たちに共通する志向性の1つは、→ 続きを読む

脳は、モデルを学び、モデルをつくり、モデルにもとづいて予測している。~脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論~

2022/8/11頃。 脳というデバイス(アルゴリズム)が、インプットとアウトプット間に、どんな処理をさせているか、ということを新たなパラダイムで示してくれている本書。 https://amzn.to/3GqEChF ””私の脳、厳密には私の新皮質は、何を見たり聞いたり感じたりしようとしているか、同時に複数の予測を立てているのだ。私が眼を動かすたびに、新皮質はこれから何を見るのかを予測する。私が何かを手に取るたびに、新皮質は指が何を感じるはずかを予測する。そして私が行動→ 続きを読む

「どうやるか」は直線的で、時間がかかる。 「誰か」は直線的でなく、瞬間的で、指数関数的だ。~WHO NOT HOW (フーノットハウ) 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」~

2022年6~7月頃。 リーダー、経営者、起業家はもちろん、現状の延長線上にないゴールを設定している方、10X、ムーンショット的な成果を創造しようという野心的な方に、オススメの書籍。 「出来るか出来ないか?」、ではなく、「どのようにすれば出来るか?」と問いかけられるかどうか、が、凡庸ではない何かを成し遂げるスタンスであると理解していましたが、 「私たちがこれを達成するのを助けてくれるのは誰か?」 の方が、早く、大きく、思考を飛躍させることが出来る。確かに、自分の単なる「思い込→ 続きを読む

いかに利活用するか~コトラーのマーケティング5.0 デジタル・テクノロジー時代の革新戦略~

2022/5/30頃。 全体を通じて、特に真新しい情報が得られたというわけではなく、既知の情報が多かったのですが、「知っていること」と、「できること」には、本当に大きな隔たりがあるなと、痛感させてもらった書籍となりました。 AI、センサー、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、IoT、ブロックチェーンなどを組み合わせて、カスタマージャーニーの全工程で価値を生み出し、伝え、提供し、高めていけると書かれているのですが、さて、と。 最新のテクノロジーを組み合わせることで、色々な→ 続きを読む

個人を優先させるか、組織を優先させるかという二者択一は迫られない。~なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる~

最近、改めて、良い組織、良いチーム、良い企業文化を創りたいという欲求が、今まで以上に、ムクムクと湧き上がってきています 認知科学を学び、恒常性バイアスに振り回されにくくなった、というのも大きいとは思いますが、最も大きな起点、契機となったのが、頼もしい仲間たちとの出会いにあると考えることがあります 自分は、自分の可能性を信じて、今までの紆余曲折を乗り越えてきた、いや、この紆余曲折を乗り越えながら、自分の可能性を切り拓いてきたという自負はあるのですが、まだまだ足り→ 続きを読む