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一歩踏み出す、たたみ込む

 

 

普通じゃない成果を出すためには、
普通じゃない事をやり続けなきゃいけない

というエントリーで、
「やり続ける」ことの重要性について、気付きを書き残した

とっても似ている構造が、
とある本に書いてあったことを思い出した

子供向けに書かれた本だけど、
ビジネスマンの僕たちにも、すっごく心に刺さることばかり書かれている。

その中で、こんな一節が出てくる。

「一歩踏み出す、たたみ込む」

要するに、
すごい成果を生んでいる人と、そうじゃない人の差は、
日常の些細な習慣によって、とんでもない違いを生み出してる、という話。

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ここで書かれている構造は、4つ

1、まず「思う!」
2、そして「必ずやる」
3、しかも「すぐやる」
4、さらに「ちゃんとやる」

これを定量化してみると、
Aさんが、1週間に1回「思う!」のに対し、Bさんは1日に3回「思う!」
そのうちAさんが行動に移すのが20回に1回に対して、Bさんは10回中9回
そして、Aさんが仮に行動したとしても、「こんなものでいいかな」と適当だが、
Bさんは、「納得がいく形」になるまでやるため、その質は、10倍も20倍も高くなる

で、結果、1年という期間で、回数に表すと、
Aさんと、Bさんでは、1年当たりに行動する回数は、983回も違ってくる
その上、やる質の高さが10倍~20倍も違えば、大きな差が出るのは当たり前

つまり、これは才能ではなく、習慣の問題である、と書かれている
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すぐにイメージが出来る、
この習慣を積み重ね続けた有名人に、イチローさんがいる
まさに、この積み重ねを、本当に幼いころから続けてきたのだろう

そして、この習慣は、個人に対してのみ言えることではないな、と、
とんでもない成果を出している会社は、法人は、
まさに、この習慣が、文化が、構造的に染み付いているのではないか、と思う。

思い立ったが吉日。

やったります。

Aさんの場合
1、まず「思う!」→1週間に1回(年間52回)
2、そして「必ずやる」→20回に1回(5%)
3、しかも「すぐやる」→1週間、数か月
4、さらに「ちゃんとやる」→こんなものでいいかな

Bさんの場合
1、まず「思う!」→1日に3回(年間1095回)
2、そして「必ずやる」→10回に9回(90%)
3、しかも「すぐやる」→0.0001秒
4、さらに「ちゃんとやる」→職人のように毎回納得がいく形で

意志の力に頼らず、習慣化することに拘る

 

 

記憶に新しい、
「意思力の科学」という授業で有名になった、
ケリー・マクゴニガルさんの本に、
以下のような事が大事であると述べられている。

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「やるべきことは分かっているのに、どうしても続かない。」
誰にでも、何回も、
同じ経験をしているのに、同じことを繰り返してしまう。

アメリカの心理学会によると、
目標を達成できない最大の要因は
「意思力の弱さ」であるというようなデータがあるとのこと。
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つまり、
多くの人が問題を認識していながらも、行動できない。
それほどまでに、悪い習慣は体に染みついている。
当然ながら無意識のうちに行われる悪い習慣は、
意識しなければ治らない。

いや、最初は、強く意識していても、
どうにもこうにも、長く続かない。
僕にも、何度も経験がある。
意志の力に頼り過ぎると、途中で頓挫することがある。

「すごい会議」を契機に、
こんな当たり前のことに立ち向かっている。

意志の力に依存し過ぎると、
「やり続ける」ことが難しくなるということを思い知った。

だからこそ、すごい会議で教えられたように、
チームで、切磋琢磨しながら、
成果を出すような環境を創り続けたいと思った。

自分主体で、設定した目標を押しつけたところで、
より良い成果を生み出すことは出来ない。

原理原則に基づき、
しっかりと、1名1名が当事者になるような環境を創って、
圧倒的な成果を出せるような習慣を創りたい。
自分の強い意志に依存せず、
自然と、無意識的に、出来てしまうような状態を創りたい。

より良いものを法人の習慣として、
懸命に働く仲間たちが、
心の底から満たされるような状態を創りたい。

頑張ろう。

普通じゃない成果を出すためには、普通じゃない事をやり続けなきゃいけない

 

かの有名な「すごい会議」セミナーを受けて3日目
ブレークスルーを起こすまで28日

今日も、本当に気付きの多い1日だった

このセミナーを通じて、
参加者全員が、30日後に、どんなブレークスルーを起こしたいのか、
コミットを求められる

今までと同じ流れで、物事に取り組んでいたのでは、
到底、達成し得ない成果を思い描き、
達成することを、みんなの前で発表する

とんでもなく当たり前のことだけど、
参加している人たちにとって、
このコミットは、本当に理想的な状態である

もし、コミットした通りの状態になっていれば、
それは、それは、
とっても楽しくて、とんでもなくハッピーな感じになっている

そんなことを考えていたら、
突然、ある構造を思い出すことが出来た

それを、僕は、『アクションピラミッド』と名付けていた

大学生の時、
ありがちだけど、野心的なことに憧れて、
自分の目の前に無いものを追いかけ続けていた
色々な凄い人たちと出会って、自分が偉い気になっていた

色々なところに集まって、
こんな話を聞くことが増えて、こんな話をすることが増えた
「本当に成功したいなら、普通じゃないことしなきゃダメだよ」、と。

例えばね、ある、自分が、尊敬しちゃうような人に、
「こんな本と出会ったことで、人生が変わったよ」、と言っている

さて、その本を、実際に読む人って、どれくらい、いるだろう?
10名中、多くても、1名、2名くらいかなぁ、どんな仲間がいるかによって違うけどね

そして、その本を読んで、実際に、行動する人って、どれくらい、いるだろう?
10名中、1名、2名いたら、良い方じゃないかな

さらに、その行動を続けている人って、どれくらい、いるだろう?
10名中、1名、2名、、、いないよね。
ずっと、続けられる人なんて、10名に1名いない、いない

つまり、世の中の構造って、こんな感じに出来ているってこと
頭では分かるよね?

でも、いざ、自分が、最後の最後まで、やり続けられている人間かどうか、
と問われれば、返答に困ることは間違いない

この構造を概算で定量化すると、
尊敬する凄い人に良書を勧められた人間、1000名のうち、100~200名が本を読む
本を読んだ人間、100~200名のうち、10~40名が、実際に行動する
実際に行動した人間、10~40名のうち、1~8名が、実際に行動し続ける
※各レイヤーごとに10%~20%がネクストアクションにシフトした場合

こんなことを思い出しながら、自分に対して、呟いてしまった

そうだった
僕が、僕らが目指していることは、
普通じゃないことだった

誰もが思い描ける未来のために生きてるんじゃない、
当たり前のことを続けていただけでは、
成し遂げることの出来ないことをやりたいんだ

まさに、ブレークスルーしたいってことだったんだ

そんな普通じゃない事を実現したいんだったら、
普通じゃないことを、やり続けなきゃいけないってことを思い出した

普通じゃない成果を出すためには、普通じゃない事をやり続けなきゃいけない

やったろうじゃないか

迷ったら御客様と向き合ってみる

 

大なり小なり
どんな人でも経験したことがあると思う

業績の浮き沈み

原因は1つじゃないかもしれない

だから、必死になって、
あれやこれや考える

定量的に、定性的に、どんな本質的原因、課題があるのか、考える
決して驕らず、常識を疑い、謙虚であろうとすることを、十二分に意識する

そんなスタンスで、物事を見ていると、
複雑に絡まっていた紐が、パッと解ける時がある

そんあときは決まって、御客様の視点で考えられていた時だった

脳天を貫かれる

ズドドド ドーン!!!って。

最近、久しぶりに、そんな出来事が、あった

こんなことを経験した後、
忘れまいと、記録するし、記憶もしてるつもりだけど、また経験しちゃいました

やったろう

人生とは自分を創ることである。

 

大学生の頃、
それはそれは大きな大志を持つ輩とつるむことが多かった。

世間知らずだったと言えば、それまでだけど、
なんだか、大きなことを目指していることが格好良く感じられた。

そんな仲間達は、それぞれの道を進み、
今、それぞれの領域で活躍し、それぞれの生き方の中で、幸せを感じている。

大学卒業直前に、
短い期間だったけど、一人、アジアを放浪した。

その時に気付いたことは、
『人生とは問うものじゃない、問われるものだ』、ということだった。

およそ十年の時を経て、
がぜん、腑に落ちる言葉に出会った。

人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることである。
バーナードショーの言葉

今さっき、ある十年来の先輩と、
ふとしたことで始めたチャットから、久し振りに熱い血が滾った。

「みんな人生が一回しか無いって知らないんじゃないか?」

僕は、仕事の場でも、飲みの場でも、
時代に取り残された爺様みたいに、語り続けている

「たった一度きりの人生だから、、、」

凡人は、アホみたいに、目の前の欲に引き摺られて生きてしまうんだから、
何度も、何度も、思い出さなければならない。

僕達の人生は、一度しかない。
人生は問うもんじゃない、問われるものだ。
人生は見つけるものではない、創るものだ。

『Life isn’t about finding yourself. Life is about creating yourself.』
By Geroge Bernard Shaw