Facebookコイン、グローバル化、身近な人と手を取り合って。


 

おはようございます!ついに、リブラ、グローバルコイン、FBコインの全容が明らかになりましたね。
https://libra.org/ja-JP/

多くの人にとって、楽天ポイントと何が違うの?とか、また怪しい仮想通貨?程度の認識かもしれません。

しかし、僕は、数十年後から振り返った時、1つの歴史的な転換点になり得るプロジェクトであると感じています。

日本ではキャッシュレス社会への過渡期にありますが、そう遠くない未来に、全世界的に、キャッシュレス社会が当たり前になるでしょう。世界中にスマホが普及したように。

僕には、そのような状況で、中国におけるアリペイ(支付宝)や、ウィーチャットペイ(微信支付)同様に、この「リブラ(FBコイン)」が使えない未来が想像できないのです。

つまり、圧倒的に信頼できる発行主体が、ブロックチェーン技術を使った暗号通貨を発行していて、その通貨が、世界中で使われていない未来が見えない。

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想像してみて下さい。ベトナムの道端で、マンゴーを買う時、フォーを食べる時、ベトナムドンではなく、「リブラ」を使っていることを。非接触ICカードであるか、QRコードであるかは分かりませんが、とんでもないことだと思うんですね。
※リブラのホワイトペーパーでも明記されているように、主に途上国や貧民層に対して、金融の自由化を謳っているところも、このようなイメージを想起させる、つまり、アフリカなども含めて、全世界をターゲットにしている。

もちろん国家は死に物狂いで規制しにかかってくるわけで、当たり前に普及されるまでは、賛否両論が続くことは間違いないでしょう。(途中で潰される可能性も残っていますね。)
https://jp.cointelegraph.com/news/chair-of-house-financial-services-committee-requests-halt-on-facebooks-crypto-project?fbclid=IwAR3yuODrp8L5Csw-wBoN6K_gps3BQUPEj9yFQBlVqB76tZgi_BdOFFMZjBk

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話は変わりますが、僕は10年もの間、日本を離れ、海外で仕事をしていたこともあって、自分が地球市民として生きていくことに疑いがなくて、日本の多様な社会問題とは関わりなく、生きていて、そういう問題を自分ごと化することが出来ていませんでした。

しかしながら、この2年弱、沖縄と九州を中心に、障がい福祉事業に深く関わり、国家のあり方や、社会保障費の使われ方に関心を持ち始めることになります。

これだけ個人が台頭しやすい時代になっているのだから、格差を埋める機会は整っているという論考もあるかと思います。

ただ、今の僕は、陽のあたりにくい場所にいる人達が存在することを、もっともっと、より多くの人達に知ってもらうことで、様々な立場の人達が、互いに歩み寄り、高め合い、協力し合える社会を創っていきたい、と心から思うようになりました。

地球全体を巻き込み、革命的な出来事が起きて続けている渦中ではありますが、揺り戻し現象といいますか、だからこそ、逆に、それぞれが生きている身近な社会や共同体の中で、自分にとって身近な人達と、手を取りあっていくような風潮を取り戻していこうと、「リブラ」プロジェクトのホワイトペーパーを読みながら感じた次第です。

さあ、今日も1日がんばりましょう。

日本語版ホワイトペーパーも公開されています。
https://libra.org/ja-JP/white-paper/

ビジネス・インサイダーの記事も
https://www.businessinsider.jp/post-193019
フェイスブックの仮想通貨「リブラ」、今わかっている8つのこと

画像出典:NEXT MONEY
米議会がFacebook社の仮想通貨リブラに対し開発停止を求める
”より引用