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#耳読書について

 

僕は、20歳位から、毎月10冊以上、年間100冊以上は、読み続けている、生粋の読書派。自分の人生において、とてつもなく #読書 の優先度が高い僕でさえ、アラフォーともなると、他にも大切な事があり過ぎて、どうしても読書時間が減りますよね。で、どうやって、読書時間を捻出しているか、共有させてください。

答えはシンプルなのだけど、耳で読むようになったこと。機会があれば、すぐに読書モードに入る。ぶっちゃけ基本は、聞き流している。本当に面白い書籍以外は、聞き流しているだけ。集中していない時は、上の空、それでも、意味があると思って、聴き続けている、耳で読み続けている。さて、どうやって?

いわゆるAudibleのような耳専用読書じゃないんです。Kindleの読み上げ機能を使って、かつ、最高速にして、聴き続けています。これ、最初は慣れるまで、めちゃくちゃ、しんどいかもしれないけど、慣れると、最強に効率が良くて、もう教えたくないくらい最強の学習方法ですが、シェアしたい。

ご存知の方にとっては、当たり前なのですが、意外に知らない方もいらっしゃるということで、紹介させてください。下記URLにあるような方法で、Kindleセッティングしてます。そして、通勤途中、皿洗いしている時、ランニングしている時、コトあるごとに聞き流します。
https://soi24.net/2016/01/21/354
※特に、自分の場合は、トレーニングが常態化しているので、耳読書時間が長い。

繰り返しますが、肝は高速化です。慣れるまでは、筋トレやランニング習慣みたいでして、私には無理!って思うかもですが、慣れます。2倍速どころか、3倍速くらいで聞けるので、時間短縮に。頭に残らない事も多いので、繰り返し読みたい書籍の場合は、目でも読みます。騙されたと思って、ぜひトライを!

直近、2週間くらいで聞き流している書籍は、以下。

・PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則
https://amzn.to/2PoUExI

・渋沢栄一 人生意気に感ず “士魂商才”を貫いた明治経済界の巨人
https://amzn.to/2XzG7SH

・アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る
https://amzn.to/2Pqjzkz

・人事こそ最強の経営戦略
https://amzn.to/2XCsQsE

・つながっているのに孤独――人生を豊かにするはずのテクノロジーの正体
https://amzn.to/2PuLD6k

人には自分を変えるべきときがある 〜小休止のすすめ 運を呼び込む「人生の休み方」の極意〜

 

 

昨年、アラフォーと言われる年齢を迎えました。10年以上コミットしてきた会社は、急成長しています。トライアスロンを本格的に始め、肉体は衰えることなく、人生で最も活き活きしているようです。

 

そんな自分ではありますが、突っ走ってきて、お休みが必要というか、立ち止まって考えるべき時かもしれないと考えることがあって、本書を手に取りました。

 

本書を読んでみて、結局のところ、人生を愉しむために、挑戦を続けるために、長い長い道のりだから、うまく休みを取りましょうね、と捉えました。

 

””人には自分を変えるべきときがある ──ヒロミ  周囲から仕事の仕方や自分の見せ方、生き方などについて変化を求められた経験があるだろうか? 「昔のやり方にこだわるな」 「そんなやり方じゃ、今は人が付いてこないぞ」  そんなふうにアドバイスされると、そのときは多かれ少なかれ抵抗感を持つものだ。 「ヒロミさん、もうちょっと丸くなれない?」と言われたとき、僕も変わることができなかった。 ””

 

””40 歳で自分が躓いた原因は「変化できず」「修正できなかった」ことにある。それは引き出しがなさすぎたということだ。時代が変化して、自分自身も変わるように求められたのなら、変われるかどうか、どう変わるべきかを検討するべきだ。 ””

 

””新しいことに挑戦せず、難しい問題から目を背けて、今までのやり方に身を任せるのは惰性にすぎません。普通にしていれば誰でも安定を求めるのだから、自分で自分を律していくしかありません。 ””

 

””そこで役立ったのが、長い小休止の間にやっていたトライアスロンの経験だった。 最初の競技のスイムでは海を前にして、1000人以上が一斉に飛び込む。水泳が得意ではない自分は毎回、「ゆっくり自分のペースで」と思うのだが、身体をぶつけ合いながら進むスタート直後の激しさの中でオーバーペースになってしまう。 そんなとき、いつもしていたのが落ち着くためのルーティン。1回泳ぐのをやめて小休止する。海面に浮いて、大きく息を吸い、自分に「泳げる、大丈夫だ」と言い聞かせ、周囲には「どうぞお先に行ってください」と考える。””

 

僕もトライアスロンをやっているので、とても納得できる比喩でしたが、別に、トライアスロンじゃなくても良くて、自分のペースってやつを大事にしようよ、と。オーバーワークになって、自分のペースで、自分のパフォーマンスを発揮できないなら、深呼吸(小休止)しようよ、と。

 

””日常の中で自分の思い込みの枠から抜け出すためには、自分を俯瞰で見る癖をつけることだ。ジムのスタッフにも、「自分の斜め上にカメラがあると思ってみろ」とよく言っていた。今ならドローンが飛んでいて、自分を撮っているイメージだ。 カメラの向こうにはオーナーである僕や他のスタッフ、お客さんがいる。そうしたら仕事ぶりが変わってくるはずだ。一人でフロアを掃除したら、誰も見ていないと雑になる。””

 

挑戦を続ける日々の中では、自分を客観視しているようで、思いの外、自分の枠の中で、考えてしまっていることが多いということを、ヒロミさんや、藤田晋さんは、仰っているように感じました。お二人のような挑戦者たちが語る「小休止」は、あくまで、挑戦を続けるための「小休止」であるということですね。

 

””ジムに来るお客さんはある程度のトレーニングを受けると、必ず一度は壁にぶつかる。  何のために今をがんばるのかがわからなくなるからだ。  ジムでのマシンを使った筋トレやランニング、トレーナーとマンツーマンで行われるトレーニングは基本的にしんどい。人は自分に甘い生き物で、お客さんはプロのアスリートでもないから、しっかりとした目的がないとトレーニングのためのトレーニングになってしまって、続けられなくなる。  そこで、僕らはトレーニングの出口を用意する。””

 

凡人である自分も、出口、すなわち、挑戦の結果、得たい成果、成功のイメージを、しっかり持ちながら、山あり谷ありの人生を楽しみ続けたいな、と。

 

そのために、自分のペースをつかみ、最高のパフォーマンスを発揮し続けられるよう、ちゃんと、深呼吸(小休止)していこうと思いました。自分らしさを見失いそうなアラフォー世代に、オススメでございます。

 

目次

はじめに──ヒロミ

1章 人には「立ち止まる」ときがあっていい

 タイミング

 変化

 結果

 遊び

 引き際

2章 自分と向き合う

 プライド

 下山

 理不尽

 時間

 不安

 勇気

3章 焦らない、走らない

 壁

 不調

 嫉妬

 逃避

 シンプル

 楽観

 友達

 家族

4章 新たな一歩を踏み出す

 浮上

 演出

 直感

 チーム

 力加減

5章 休みがながれを引き寄せる

 お金

 歯車

 俯瞰

 犠牲

 勝負

 義理

おわりに──藤田晋

 

 

 

「自己」実現から「他者」貢献のコミュニケーション〜すべての知識を「20字」にまとめる 紙1枚! 独学法〜

 

 

言うまでもなく、現代は、指数関数的に情報が氾濫し続けていますね。そんな世界の中で、印象に残る言葉を創ることは、表現者にとって強い関心ごとだと思います。

 

例えばTwitterが、改めてムーブメントを起こしています。140文字という制約を通じて、影響力のあるメッセージを創れている人、いない人がいます。インフルエンサーを小馬鹿にする人も多いですが、僕は、自分も学習していかないとなあ、と思っています。

 

本書は、140文字どころか、20文字でまとめなさい、と読者を諭してくれます。トヨタ出身の著者は、その主張を実践していて、とても分かりやすいメッセージに溢れた書籍を書いてくれていて、勉強になりました。

 

一見、テクニック論に終始してそうな書籍なのですが、僕が受け取ったメッセージは、コミュニケーションとは、「他者貢献」であるということ。

 

コミュニケーションどころか、人生そのものの価値は、「他者貢献」にあると受け取っても良いくらいですね。前提は、自分のためで良いと思いますが、いずれにせよ、「他者貢献」していくために、相手の立場になって、言葉を創っていくことを学びました。

 

””肝に銘じるべきは、「自己実現」ではなく「他者貢献」。  これが、仕事の本質です。  日々、どんな些細なことでもよいから、周囲が楽になるようなことを積み重ねていく。その頻度や量・質が向上していった結果、経済的な対価を受けとれる機会も徐々に増えていく。また、その額も大きくなっていく。  恥ずかしながら、私は「このままでは食えなくなる」という経済的危機に直面してようやく、「働く」ことの本質的な意味について、改めて感得することができました。 ””

 

””「自己」実現から、「他者」貢献の仕事観へ 「自分」から「他者」へ。  たった2文字「主語の変更」を行っただけで、ビジネスも人生も180度変わりました。今となっては、当時自分が抱いた願望のほぼすべてが叶ってしまったのです。 あなたは誰のために 仕事をしているのか? ””

 

””自己実現は、「自己完結」では達成できません  サラリーマンであれ起業家であれ、「自己」ではなく「他者」の存在が不可欠です。  そして、「他者」への貢献の結果として、「自己」の幸せが実現されていく。 「他者」が登場しない仕事観の行きつく先に、「自己」の幸せはないのです。 ””

 

””本書が最終的に提唱したい「仕事に活かせる学習法」の「目的」について、ここで明らかにしたいと思います。 「自己研鑽」も、「独学」も「社会人学習」も、およそ仕事をする人が、仕事を念頭において行う学習の目的はすべて、本来であればこの1行に収れんしていくはずです。 学習の目的は、「他者貢献」の力を高めるため ””

 

目次

はじめに 高校時代、私はなぜ、突然成績が上がったのか?

序章 なぜ、学んだことが身につかないのか

1章 「学び」に関する間違い -なぜ20字にまとめると「学び」と「結果」がつながるのか?

2章 20字でまとめる

3章 実践編 学びを20字でまとめる

4章 最短で仕事に直結するビジネスパーソンのための学び方

 

 

 

【挨拶】謹賀新年+2018年の本ベスト10

 
 
 
2019年、あけましておめでとうございます!
 
2018年は、10年ぶりに日本をメインに過ごした1年間でした。定住地(家)を作ることなく、九州全域、沖縄にある社宅・ホテルを転々しながら、新たな業界で、新たなミッションに没頭、なかなかハードシングスな毎日でございました。
 
年をとるたびに、体感時間が変化し、短く感じやすくなるらしいですが、2018年は幸運なことに、あっという間に過ぎたという感覚はなく、とても長く感じました。
 
 
 
 
 
 
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自然の恵みに浸かる。#島キャンプ

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※2018年は色々な「初体験」に挑戦したのも良かったかもしれません。
 
 
いつも通り、事業経営は、苦しいこと、悔しいことだらけなのですが、藤田晋さんのブログにあった「孤独、憂鬱、怒り、それを3つ足してもはるかに上回る希望」という言葉を思い出します。
 
 
何かに挑戦する、挑戦し続ける原動力に欠かせない『希望』を、しっかりと胸に秘めておくことが、自分を駆り立て続ける上で、とても大切だなあ、と感じる1年でもありました。
 
 
 
 
2019年の抱負は、『「ヒト」と「ギジュツ」の無限の可能性を発見し、研鑽し続ける』です。
 
2018年は、IoT、ビックデータ、AI、ロボット、ブロックチェーンなどのテクノロジーへの認知、浸透が進み、2019年以降さらに理解、導入が加速されていくでしょう。このような技術革新がもたらすインパクトは、徐々に浸透するものではなく、急激かつ、指数関数的な変化を巻き起こすことになるのではないかと思っています。
 
俗に言うシンギュラリティに到達する頃、社会が、どのように変わっているのか?は、そこまでのプロセスが、どのような変化を続けていくのか?は、非常に興味ある分野です。と同時に「変わるもの」だけではなく「変わらないもの」にも注目していきたいと思っています。
 
僕は、この劇的なテクノロジー進歩のアンチテーゼとして、より生身感のある、より人間らしいものが、社会に求められると感じているので、改めて「人間とは何か?人間らしさとは何か?」を模索しながら、未来の『変わらないもの』にも投資していきたいですね。
 
長らく警鐘が鳴らされ続けている、日本の少子高齢化、人口減少は、ここ数年で顕在化され、無視出来ない段階に到達していくでしょう。マクロに起こせる変化を待つことなく、老若男女問わない、多種多様な立場の人たちが、お互いに支え合い、助け合える生態系を創ることに興味を持っています。
 
例えば、急増する高齢者が、会社を退職した後にも、家と会社以外のコミュニティを持ち、何らかの生きがいを持ってもらうことで孤独を無くし、健康寿命を伸ばし、高齢者が元気な国家となるような仕掛けをしていきたいとも考えています。
 
そして、自分自身が、自分の人生を、おもいっきり愉しみ、子供や若者たちから見て、格好良い大人、オッチャンだなあ、と思われるように、イキイキと生きていきたいです。そのためにも、『一生を通じて学び続けること、繰り返し自分を作り変えること。』を大切にしていきたいと思っています。
 
 
以上、長くなりましたが、30年続いた平成時代の幕を閉じ、新たな時代の幕開けとなる記念すべき年となります。改めて、傍観者としてではなく、自分のため、自分たちのために、当事者意識をもって、激動の時代を過ごしていきます。
 
2019年、皆様にとって、昨日より今日、今日より明日、公私物心ともに豊かな日々を送れますよう、お祈り申し上げます。
 
 
昨年に引き続き今年もよろしくお願いいたします。
 
 
 
では、ついに3年目に入りました、昨年のお気に入り本ベスト10です!
 
※昨年も、100冊以上の書籍と出会いがありましたが、全くレビューを書いておらず、年末年始に、総ざらいしていましたw
 
 
 
 
 
 
””たった一つの「本当の自分」など存在しない。 裏返して言うならば、 対人関係ごとに見せる複数の顔が、すべて「本当の自分」である。””
 
 
 
 
 
不信頼の回復は、対立を避けることで得られるものではない。逆に、対立、摩擦は、有益なものであると捉える。信頼を積み上げるためには、摩擦や衝突を活かす必要がある。
 
 
 
 
 
2019年、””人々が安心して、意見を率直に述べ、互いから学び、試すことができる状況を整えると、生み出されるもの、達成できるものをぐっと広げられる””こんな企業文化、経営システムを創っていけるよう精進したい。
 
 
 
 
 
本書の目的は、読者に「わかる人」になってもらうことですが、あくまでもそれは最終目標で、一度読んだだけで習得できなかったとしても、「自分の見えていない世界が存在している」というイメージをつかんでもらえればよいと思います。  
 
 
 
 
 
””セキュアベースの「安心感」と「挑戦」という魔法の組み合わせをどうすれば提供できるのか、また、地域や肩書や仕事の内容にかかわらず、どうすれば「セキュアベース・リーダー」になれるのかを解説するために書かれた。  ジョージはよく「人質」のたとえを使うが、セキュアベースは無力な人質の心理状態にならないためのものだ。つまり、人はセキュアベースがあれば、どんなに大きな障害であっても、それを乗り越えようとする。””
 
 
 
 
 
”人が仕事で燃え尽き状態に陥る最大の原因は、仕事の負担が重すぎることではない。その要因とは、成長を感じられずに長く働き続けることだ。だから、弱点の克服に取り組もうとせず、弱点を隠そうとする結果、みずからの人としての成長をはばんだり、その足を引っ張ったりすることの弊害は、あまりに大きい。””
 
 
 

4位、学習する組織は、 未来を創り出す能力を 持続的に伸ばしている組織

 
 
”そして、これが「学習する組織」の基本的な意味である。つまり、未来を創り出す能力を持続的に伸ばしている組織ということだ。
 
このような組織にとっては、単に生き残るだけでは十分ではない。「生き残るための学習」──「適応学習」という名前で呼ばれることのほうが多い──は重要であるし、たしかに必要なものである。”
 
 
 
 
 
『学ぶこと』は『探求』そのものであり、それは、食事、睡眠、セックス、愛と同じくDNAに刷り込まれた行動とのこと 人生をより豊かにするために、この探究という欲求を満たすこと、新しいものを発見するということを、改めて、追いかけていきたいと思うようになった
 
 
 
 
 
結局のところ、人間とは?とか、人生とは?という根源的な問いの文脈の延長に、仕事は存在しているし、企業活動も存在している。だから、より良い組織を問い続けていくと、究極的に、より良い人生を実現していくために、どういう組織が必要なのか?という問いかけは、大げさなものではないと思えるようになって来ました。
 
 
 
 
 
飯食う事に困らないにせよ、人生100年時代、本当に幸せに生きていけるだろうか?不確実性の高い時代に人生を愉しみ尽くすとしたら、どう生きるべきだろうか?結果、心身ともに健康で、一生を通じて学び変化し続ける事こそが、人生をより豊かに生きていくことなのではないか
 
 
2017年2016年のベスト本は、こちらからどうぞ。
 
 
P.S.

2019年の目標( 1 )

6月30日、ニース・アイアンマンを完走すること 
※スイム3.8キロ、バイク180キロ、ラン42キロ
 
 
 

探究を愉しみ、賢く学習していく〜Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ〜

 

 
 
2018年は、新たな業界で、新たなタイプの方々と、新たなミッションに没頭、なかなかハードシングスな毎日でした。加えて、2019年6月30日、ニース・アイアンマンに出場することを決め、12月から、本格的にトレーニングを開始。普通にやっていたら完走できそうにないと悟り、コーチをつけて、ランニング、バイク、スイムのスクールに通い始めました。
 
この年齢、立場になると、コーチのような人に注意されたり、指導されるという機会がほとんど無くなって来るので、とても新鮮な体験となりました。しっかりフィードバックを受けて、それを意識して練習を積んでいるうちに、明らかにタイムが上がっていくのです。
 
この素晴らしい経験から、改めて、仕事においても、自分の型みたいなものを見直す良い機会を創ることが出来ました。自分のやり方は間違っているかもしれない、と仮説を立てることで、疑わしいことを見つけ出し、メンバーにフィードバックを求めたり、読書やオンラインで学び直しに励みました。
 
そもそも学び続けることの重要性を痛感している真っ只中でもあったので、割と、すんなりと学習する習慣をつけ直すことが出来たように思います。
 
本書は、学び方を学ぶ書籍となるわけですが、何度も読み、聴き直しました。限られた時間を投資して、トレーニング(学習)するからには、投資対効率をあげたいと切に願い、2019年も、徹底的に成長速度をあげていきたいと思っています。
 
 
そして、何より大きな気付きになったのは、『学ぶこと』そのものは、『探求』そのものであり、それは、食事、睡眠、セックス、愛と同じくDNAに刷り込まれた行動だということ。すなわち、人生をより豊かにするために、生きがいを感じるために、この探究心という欲求を満たすこと、新しいものを発見するということを、追いかけていきたいと思うようになったことですね。
 
僕にとっては、毎日、酒を飲み歩き、アルコールで報酬を得るよりも、日々、肉体的なトレーニングをしたり、知的なトレーニング(読書など)をして、学習意欲、探究心を満たしていく方が、より健全な報酬の手に入れ方であろうと考えるようになりました。
 
 
 
””今振り返ると、どうやら私は学習のしかたがわからなかったらしい。自分の思考をどう扱っていいかがわからなかった。自問したり、目標を設定したりすることができず、そもそも何かを知るということの意味からしてわかっていなかった。学習する能力は自分にはとうてい手の届かないものに思われ、そのために、スクールカウンセラーの評価に書かれていたように「途方に暮れて」いたのだ。””
 
 
大人になった今でも、いや、大人になった今だからこそ、むしろ「学び方」を分かっているのだろうか?自分が、学習方法を正しく理解しているとは到底思えないというのが、本音です。今更ながらですが、良い気付きを得ました。
 
 
””大きく視野を広げれば、データがあふれ、自動運転車まで走るようになったこの時代、私たちは新しい形の専門知識を早くしかも効果的に獲得できなければならない。
 
学習の方法を学ぶことは、専門家が言うところの「究極のサバイバルツール」、つまり、現代において最も重要な能力の一つであり、あらゆるスキルの前提となるスキルである。
 
なぜなら学習の方法さえ覚えれば、ほとんど何でも学ぶことができるからだ。そして社会には、もっと豊かな教育の形があるべきだ。問題解決という真に重要なスキルを育てるために、情報と知識を活用する教育が。””
 
「学び続ける自分を創る」ということを、2018年に改めて覚悟できていたのですが、本書で書かれているような「学習の方法」を、ちゃんと使いこなせるかどうかで、圧倒的に未来が変わる気がしてきました。
 
 
””つまるところ、学習にはより良い、より効果的な方法が存在している。
 
そして、成功するためにみんなが必要としているスキルを提供するために、私たちにはもっとやらねばならないことがある。
 
現代の世の中でめざすべきは単に頭がいいことでも、たくさんの事実情報を覚えることでもない。それだけではもう不十分なのだ。それよりも、二一世紀のツールをすべて使いこなせる学習の達人をめざそう。
 
本書であなたにその方法を伝えたい。この本が大きな変化のきっかけとなり、新しいスキルを習得する秘められた能力を誰もがフルに生かせるようになることを願っている。””
 
 
何とも嬉しくなってしまうことを書いてくれている。著者さまに、感謝ですね。より効果的な学習方法を身につけることで、過去の自分に囚われず、まだ見ぬ自分と出会える気がしている。
 
 
””探求心は「情動システムの根源」だという。パンクセップによれば、人間の情動は探索への衝動によって動く。感情は探求心のバロメーター的な役割を果たすことが多く、発見に向けた行動がどれだけ成功しているかを教えてくれる、と彼は考えている。  
 
こう考えれば、人はなぜ新しいことに挑戦しているとき幸福感を覚えるのかが説明できるとパンクセップは言う。新規性のあるものを探す体験をすると、快感を与えるドーパミンの分泌レベルが急上昇する。逆もまた言える。
 
鬱とは元をたどれば世の中は無意味だという感情であり、その典型的な表れが探求行動の欠如だ。””
 
 
これは、非常に真理的なことだと思う。常々、未来に希望を持って生きることが、どれだけ大切なことか考え続けてきた。希望を持てている状態の時、何かを探求しているケースが多いように思う。何か達成したいことがある時、そこまでの道のりを思い浮かべ、一歩一歩、歩を進めているような状態。
 
 
他方で、未来に希望を持っていない人は、鬱状態になりやすい。生きる価値を感じ難い。しかしながら、もしも、何らかの好奇心、探究心みたいなものがあれば、人はワクワク、イキイキ生きやすいとも言える。
 
 
””探求は食事、睡眠、セックス、愛と同じくDNAに刷り込まれた行動であり、当然、情動に突き動かされた発見への衝動には長い進化の歴史がある。なんといっても新しいものにはえてして最大の危険と最大の報酬がともなう。新しい考え、新しい人々、新しい動物──これらは私たちの役に立ってくれるかもしれないが、ひょっとすると私たちを殺すかもしれない。やがて時を経て、これらの新しい考え、新しい人々、新しい動物は固有の価値を持つようになる。  ””
 
 
そもそも探求するという欲求、発見への衝動は、最大級の報酬を人間に与えているようですね。
 
本書は、学習する価値、意味を理解させてくれるだけでなく、具体的な学習方法を伝授してくれる。
 
 
””あらゆる問題に対する「解決の動機と手順」を明文化しようと志し、ついに4段階に分かれた体系的なアプローチを提案した。
 
第1段階:「問題を理解すること」。
この段階では、問題の核心や本質の発見に努めなければならない。「問題を理解しなければならない。未知のものは何か?どんなデータがあるか?」とポリアは述べている。
 
第2段階:「計画を立てること」。
ここでは問題に対する取り組み方を計画する。「データと未知のもののつながりを探せ」とポリアは助言する。
 
第3段階:「計画を実行すること」。
行動し、検討する段階である。「計画が正しいと証明できるか?」
 
第4段階:「振り返ること」。
つまり解決法から学ぶこと。「結果および結果に至った道筋を見直すことにより、自分の知識を強化して問題解決能力を伸ばすことができる」 ””
 
とても基本的なことのようだが、ちゃんと実践できていなかった。2019年は、徹底的に、基本に忠実に、問題を理解し、問題への取り組みを計画し、実行・行動して、ちゃんと振り返るということを、繰り返していきたいと思います。
 
 
おまけ
 
””心理学者のリチャード・ニスベットが優れた例を挙げているが、人材採用の決定の根拠は大半が勘程度でしかないという。
ニスベットによると、管理職は面接を重視しがちだ。だが、非営利組織や軍、学界などあらゆる分野を対象にした調査で、面接では実際の仕事ぶりはほとんど予測できないことが示されている。候補者がそのポジションをこなせるかどうかを判断するには、紹介状や経歴や筆記試験などの確実なデータの方がずっと重要である。
問題は面接が「採用活動に適切であると感じられる」ことだとニスベットは言う。たいていの人にとって、面接するという体験は情動に鮮烈に訴えかける強い体験であるため、何年分の確かな証拠が入っている履歴書よりも20分間魅力的にふるまう能力で人を判断してしまう。””
 
採用面接では、人を判断することが出来ない。
 
 
 
 
 
【目次】
イントロダクション
ダーツの実験/「究極のサバイバルツール」/体系的アプローチ
 
第一章 価値を見いだす
意味を自ら発見する/学びを自ら「作り上げる」/探索する種/「知的努力には伝染性がある」/意味とは学ぶこと/言語の摩滅/マインドセットの大切さ/MET研究
 
第二章 目標を決める
短期記憶の容量の小ささ/知識は学習の土台/学習にコンフォートゾーンはない/思考の質を上げる/思考についての思考―そして情動/感情管理の必要性/自己効力感/学習は難しくて当たり前
 
第三章 能力を伸ばす
モニタリング/外部からのフィードバック/苦労の本質と反復/「検索練習」/脳の可塑性/間違いの心理
 
第四章 発展させる
マイルス・デイヴィスの傑作/学習の発展としての議論/応用の必要性/「ハイテック・ハイ」/人に教えるという学習方法/不確実性の価値/「多様性は人を賢くする」/疑問の大切さ
 
第五章 関係づける
システム思考/「最大の認知上の障害」/仮定思考/ハッキング/視覚的アプローチ/アナロジーの価値/問題解決のスキル
 
第六章 再考する
過信/直感型思考と熟慮型思考/評価する必要性/自分に分かっていないことを知る/分散学習/内省の必要性/静かな時間/「こぶし」実験/無限のプロセス
 
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