激動の時代だからこそ、多動性は腹の括り方で大きなチカラになる。~多動力、堀江貴文~


 

 

 

長い間、あれこれ手をつけることに後ろめたさを抱えていた。けれど、この本を読み、この本の盛り上がり(流れを作っている人たちがいるわけだが)に後押しされ、自分が本気を出せていること前提で、あれこれ仕込むことに真摯に向き合えるようになった。

 

賛否様々な堀江貴文さん節が炸裂している、この書籍で主張されているような多動万歳スタンスを、いわゆる日本人的な社会では、「世間的」な何かに囚われ、意識的、無意識的を問わず、素直に受け入れられてない人もいれば、まさに自分のことじゃないか!?と意気揚々と自己肯定感を増すことになった人たちもいるだろう。

 

いずれにせよ、結果的に、最近の僕にとっては、自己否定せざるを得ないような現状を打破し、迷いなく、限られた時間を最大限に捻出して、あれこれと動き回って1つ1つ真摯に仕込んでいこう!と腹を括れた。

 

 

”一歩踏み出したせいでみっともない失敗をしたとしても、そんなことは3日もたてば誰も覚えてはいない。恥をかく勇気、失敗する勇気さえもてば、どんどん免疫ができてリスクを取ることを恐れなくなる。この勇気をもつことが何よりも重要なのだ。今、この瞬間から周りの人の目を気にするのをやめよう。君の頭の中が、他人の振る舞いや失敗のことでいっぱいにならないのと同じように、周りの人は君のことなんてまったく気にしていない。外野の雑音なんて気にせず、君は飄々と我が道を進めばいいのだ。 「多動力」を身につけるには、どんな知識や仕事術を身につけるより、「感情」のフィルターを外すことが先決だ。”

 

分かっちゃいるけど、それを自覚できたからと言って、一体どれだけの人間が、アクション出来るだろうか。

 

”誰よりも早く手を挙げ、「まだ形になっていないプロジェクトを成功させてやる」というリスクを取れる人間こそが貴重なのだ。学校の授業を思い返してみても、シーンとしたクラスで一番最初に手を挙げるのはとても勇気がいる。たとえ素っ頓狂な意見であっても、膠着状態を破り、一番最初に手を挙げて意見を言える人間は、それだけで価値がある。一人が手を挙げれば、あとの人間も手を挙げやすくなる。 「一番最初に手を挙げる」人間が組織の中に何%かいるだけで、その組織は見違えるほど活性化する。”

 

簡単に言うけれど、要するに、これが簡単じゃない、ということ。こういうことが出来る人こそがマイノリティである、ということ。

 

”AIやロボットが人間の仕事を代替するようになったときこそ、「一番最初に手を挙げるバカ」の存在は輝きを増す。アルゴリズムや常識からかけ離れたクレイジーな発想から、爆発的におもしろい仕事が始まる。 「あいつはいつも一番に手を挙げる」と呆れられるほどのバカになろう。”

 

今まさに、革命的な時代に突入しているとしか言いようがないわけで、それゆえに、どんな特性が、この時代に必要とされるか、と問い続けた末に、この「多動性」がクレイジーな発想と行動力を与えてくれるはずだ、と考えて間違いないと確信している。

 

多動力、オススメです。