自分らしく生きていく。シンプルリスト。


 

年始と言えば、あれこれ、抱負を考える絶好の機会。2015年は、変化のための礎を築いた1年でした。そして、今年、鼻息荒く、どんな一年にしてやろうか、と思いを巡らせていた三が日。
けっこうな数の書物に触れたのですが、まず第一弾はこちら。

 

 

決意したのにやらないこと、やり続けることが出来ないことって、本当に多い。
実際、このやろうとしていて、やり続けられていないことがいかに多いか、気付けるかどうか、ということも簡単ではないのかもしれませんが、気付いた後に、自分の行動を修正できるか、というと、もうほとんどの人、全人類の80%以上は、行動を変えられないんじゃないだろうかと思うんですね。
そんな中、幸運にも、いかに習慣化させるか、ということを、けっこうな歳月をかけて、研究してきて、2015年は、ようやく、習慣化能力に花が咲いた一年だったな、という実感があります。
そんなわけで、2016年は、本当に、自分が実現したいことに集中して、とことん続けられるよう、やり抜けるよう、それらをシンプルなリストにまとめ、繰り返し思い返していこうかと思ってます。
自分らしく、自分が信じた道を開拓していく。使い古されたような表現ですが、王道なしだな、と。今年こそ、飛躍の年と信じ、コツコツ、とことん、道なき道を切り開いていきたい。

 

【抜粋】
● 自分が好きではないものを知ることは、自分を知ることでもあるのです。

● 人は年を重ねるにつれ、自分の理想をかたちにしていけるようになりますが、同時に、自分の時間は限りあるものだと自覚させられます。そうすると、したくないことを明確にすることが、いかに大切かおわかりになるでしょう。

● 幸福という観点から考えると、したくないことをしないというのは、好きなことをするというのと同じくらい大切で、したくないことをいくらかでもとり除くことで、今以上の幸福へとつながるのです。

● 人はみな、価値観や信念にしたがって行動することで、人生により深い意味を与えることができます。ですから、自らの価値観をはっきりさせることがなにより重要なのです。

● 確かに、価値観が明確になると、迷ったり後悔したりすることで無駄なエネルギーを使うことがなく、自然と元気がわいてきます。  多くの人が自分の好みをわかっていないということは、暮らしのなかにものがあふれていることからもわかります。

● 自分がなにを目指し、なにを望んでいるのかが明確になると、人生は今よりはるかにわかりやすく、幸せなものとなるのです。

● 物質的にも精神的にも不要なものを、いつまでも手放せないのはなぜなのでしょうか? 私たちはそのせいで、本当に大切なものを見落としたり、十分に使いこなせなかったりしているのです。  ひとつだけあればいいもののリストを作ることで、それが本当に必要なものなのか常に意識することができます。快適さやゆたかさというイメージに、変化が起きることでしょう。

● かけがえのない瞬間  瞬間の積み重ねが永遠の「時」を作っています。そしてその瞬間の「質」は、私たちが一瞬一瞬にどれだけ多くの意識を向けることができるかで決まります。  そのためには、常に自分の心を開いておき、いろいろな刺激を観察し、理解し、感動できるようにするのです。かつて、偉大な哲学者アリストテレスは、「注意深く観察をする能力が発達すればするほど、幸せになる能力が発達する」と述べています。

● 小さな幸せの瞬間を集めたリストは、じつは幸せな人生そのものです。本当の幸せとは、他人に自慢するものでもなければ、他人の期待するイメージに添うことでもありません。それは日々の暮らしのなかにあるのです。

● 自分が味わったものを描写する語彙が豊富になればなるほど、味の微妙なニュアンスを意識できるようになります。シャンパンはラズベリーの味がすることを覚えてはじめて、あらゆる芳香や風味の本当のよさがわかります。自分がこれまでいかに鈍感だったかに驚くことでしょう。

● 五感から得るものをゆたかに描写することで、知性が刺激され、好奇心が旺盛になります。自分の世界が広がり、新しい楽しみの一つひとつが、新しい経験の一つひとつにつながっていくのです。
・舌の上で弾けるイクラ
・ウーロン茶を飲んだあと口のなかに残る苦味
・採れたてのキュウリ
・チャツネ(マンゴーなどの果物を香辛料、砂糖、酢などと煮た甘ずっぱいインドの保存食)の舌触り
・少量のチェダーチーズと合わせるレタスの葉のみずみずしさ
・熱々のトーストに載せたよく冷えたフォアグラ
・新鮮なウニのお寿司

● ハーモニーを奏でる組み合わせを見つけ、三重奏にしてみましょう。  私にとっての「楽しみの三重奏」はこのようなものです。
・マッサージ、お香、心地よい音楽
・コーヒー、ミントチョコレート、タバコ
・ひじ掛け椅子、フロアスタンド、うずたかく積まれた本
・山へのピクニックで、ヤギのチーズ、ブラウンブレッド、ほんの少しのブランデー
組み合わせを考えるだけで、充足感が広がってきます。

● 読書ノートをつけると、気になったアイデアを自分のものにすることができます。読み終わった本をただ本棚に戻すよりもはるかに深く、自分のなかに残ります。

● 自分の成功をひとつずつ書きとめることは非常に重要です。  これまでに収めた成功の記録は、成功する力とあきらめない気持ちを強化するのにとても効果的です。成功を記憶のなかだけにとどめず、はっきりと書きとめて絶えず目にすることのできる状態にしておくことで、はかりしれないほどの力が得られるのです。

● 自らの人生を書きだし、今に至ったさまざまな出来事のつながりを知ることは、自分とまわりの人との関係をよりよく理解することです。それはまた、これまで周囲からどのように愛され、励まされ、あるいは避けられてしまったのかを振り返ることでもあります。


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