『ビジョン』というと、
あまり意識して使っていない人にとっては、
大それた言葉に聞こえることがあるかもしれない。
『ありたい姿を具体的にイメージすること』 と、言い換えると、受け入れやすくなるだろうか。
やりたいこと(To Do)ではなく、ありたいこと(To Be)を、具体的にイメージする。
僕は、そんな、『ビジョン』を持っている人と話をすることが好きだ。
強烈なエネルギーに満ち溢れ、どんな困難な障害にも、ブレない意志を持っている人間は、
男女、年齢にかかわらず、魅力的で話が面白い。
僕は、20代前半のうちから、『ビジョン』を持つキッカケを、何度も与えてもらってきたので、
『ビジョン』を聞かれれば、
要約して3分で話し切ってしまうことも、
聞き手を巻き込みながら、ワクワクと心が躍るように、3時間を使って、盛り上げることも得意な方だと思う。
しかしながら、そういう機会をあまり持たずに、過ごしてきた人にとって、
「どんな『ビジョン』を持っていますか?」と、突然、質問されても答えることは難しい。
そして、ついには、考えることそのものが、苦痛で、「いつかやります」という、
必殺の先延ばし発言を最後に、この話は忘れ去られていく。
そんなことを繰り返していた、あるメンバーが、
昨日、突然、誰に諭されたわけでもなく、「僕は『ビジョン』を創ることにしました!」と、
100点満点の笑顔で宣言していた。
彼は、入社して、1年と数ヶ月、会社に貢献しようと、懸命に、もがき続けてきたメンバーであり、
最近、成長を実感しているようで、『オーラ』が出てきているなー、と感じていた。
そんな最中、今後、よりスピーディーに、成長していくことは間違いないと安心すると共に、
成長体験を感じられる場を設けることが、
事業を成長させるために、必要なことであると、改めて痛感。
人事部を、「Human Resources」ではなく、「Employee Success」と呼び、
従業員の成功への寄与こそミッションとすることに。
サービスを創りだす1人1人の、1つ1つの作業の集合体が、
最終的に顧客に届き、そんな顧客の反応を受け止めるもまた、
1人1人の器あってこそ。
人が活き活きと、楽しめる会社にしよう!
と、自らの『ビジョン』がより鮮明になりました、上記、メンバーに感謝です!