「BOOKS I’M READING」カテゴリーアーカイブ

「人を育てる」ではなく「人は育つ」〜すごい共感マネジメント〜

      対立を避けずに、むしろ対立を活かして、不信頼を予防し、信頼を積み上げていくには、どうしたら良いだろう?という問いを持っている時に出会った書籍。     『共感』って、無意識的に出来ることも沢山あるけど、意識的、意図的に、『共感』を創っていくことも求められるなあ、と。 かと言って、『共感』を強いるのも気持ちが悪いし、意図的に『共感』を創りに行き過ぎるのも気持ちが悪い。     ””現在でも「人を育てる」という気持ちではなく→ 続きを読む

無関心より『マシ』である対立を通じて信頼を創っていく〜信頼の原則――最高の組織をつくる10のルール〜

          『心理的安全』を阻害する要因は何か?を問うている時に出会った書籍。     ””考え方の違い、なわばり争い、予算の奪い合いなど、組織に対立はつきものだ。大小を問わず、さまざまな政治問題をめぐって、しょっちゅう言い争っている。人が集まれば集まるほど、ケンカの種も増える。それが仕事、いや人生というものだ。うまくいっていない会社であろうと高信頼組織であろうと、争いがある点は同じだが、争いをどう扱うかが異なるのだ。”” → 続きを読む

共に与え合う関係が『絆』を創る。〜安心と挑戦を促すセキュアベース・リーダーシップ〜

    急拡大した組織の中で、自己防衛的なコミュニケーションを、どのように減らしていけるだろうか? という問いを持っていた時に出会った書籍。   適切な評価制度が無いとか、急激に増加した(多階層)組織とか、何かと政治的、自己防衛的なコミュニケーションが増えてしまい、コトに向き合いにくい環境が生まれしまう。   そういう環境を防止、予防するために、『心理的安全』を用意すべき、みたいな論考は何度も目にした来たのですが、さて、他責にせず、まず自分は、どうあるべきか?何を→ 続きを読む

成功したから幸せになるのではなく幸せだから成功する〜パーパス・マネジメント〜

        AI的なテクノロジーが急激に社会に浸透して来始め、これから指数関数的な発展の先には、どんな専門家も、想像をし得ない未来が訪れるかもしれないと言われる。   圧倒的に不安定な世界を前提に、「ティール組織」のような本質的な問いを投げかける書籍が注目を浴びている。本書は、そんな『ティール組織』にて記載ある「組織は、この世界で何を実現したいのか」という組織の存在意義(=Purpose) を問いかけることが、新しい組織のあり方を探る出発点だろうと論→ 続きを読む

『全方良し』を追求する理想主義的かつ前衛的な組織の形〜ティール組織〜

      昨年は、組織開発に関する書籍を、ひたすら貪り読みました。経営者にとって、HR領域を担当する方にとって、読んでいて当然と言われてしまうような書籍も、沢山あったかもしれません。ただただ、悩みを解決したいと思い、多読していくと、多くの気付きを得られ、仕事に、とても役立ったと感じています。   本書、ティール組織は、昨年、とても話題になった書籍ですが、世の中の大きな潮流の中で、注目される必然性のある内容だと、強く共感を覚えました。なかなかボリュームのある書籍な→ 続きを読む