【ご挨拶】2021年振り返り+本ベスト10


2022年、明けまして、おめでとうございます!いやー、昨年に、続き、同時期に、まさか2度目のコロナ陽性者になってしまいました。

おかげさまで、ようやく完全復活で、エネルギーに満ち溢れています、やっぱり、健康は大切ですね。


さてさて、2021年を振り返ると、「反脆さを追求する」をテーマにしていました。

まずは個として、変わること以上に変わらないことを見極め、万物の原理原則に抗うことなく、謙虚に素直に汎ゆる物事から学び、新たな環境にスピーディーに適応できる体技心を培っていきます。

またチームとして、不確実なウィズコロナの時勢を力強く生き抜くため、『環境に即応できる、変化に強い、反脆い』会社、事業、組織を創っていきます。結果として、コロナ禍においても、社員、社員の家族など、全社グループに関わるステークホルダーの皆々様が、心身ともに健やかに、より豊かに生きていける環境を創ることに貢献していきたいと思います。

2021年は、様々な縁や運も重なり、分不相応なくらいに、サンクスラボグループは、成長を遂げることが出来ました。サンクスラボとしては新卒1期生を迎え、那覇本社を移転、多種多様な新規事業の立ち上げ、複数のM&Aもトライすることとなりました。傍ら、サンゴ保全のための陸上サンゴ養殖の活動を開始。組織は、300名に近づき、気づけば、小さなコングロマリットグループとなりました。

個人的には、40歳にして家族を持ち、はじめて子供を授かったことは大きかったですね。今まで以上に、仕事に没頭することが出来るようになったし、圧倒的に無邪気で、無垢な存在と対峙することが増え、この社会や、世界、地球に対して、改めて向き合い方が変わってきたかもしれません。

また、2021年初め、一念発起し、久方ぶりの学校( https://www.coaching-school.mindset.co.jp/ )に通いました。 『ヒトとギジュツの無限の力を信じ、公私物心の豊かさを実現する。』という理念を掲げている癖に、ヒトの力を引き出しきれていないと思い、組織開発、人材開発と向き合いたいとなと、情報収集していたところ、本校に出逢いました。本スクールのファウンダー兼 講師のLee Youngjun先生は、組織開発のプロで、様々な角度から企業にアプローチしてきた結果、企業を変革し続けるために、コーポレートコーチングに行き着いた、というような背景をお持ち。おおお、これだ!ということで、入学を決めました。

仕事以外の環境では、2019年にチャレンジしたアイアンマンレース以来の挑戦として、素晴らしく新鮮な体験が出来ましたし、自分の器を拡げることが出来たと思います、良き出逢いに感謝です。

さて、2022年のテーマは「億千万の胸騒ぎとトキメキを創る」にしようと思います。

年末、コロナムード明け、束の間のカラオケを楽しみながら、何度か、郷ひろみさんの「2億4千万の瞳」を聴く中で、なんか素晴らしい曲だなあ、と、めちゃくちゃ元気をもらいましたw

2022年は、改めて、沢山の出逢いを創っていきたいと決意しています。


出逢いひとつひとつは胸の高鳴るような出来事であり、光を放つかのような素敵な出来事である、と


同じ時代に生まれ、ある日ある時ある場所で偶然に出逢う、それはまさに奇跡的な「命のときめき」!


出逢いは、数え切れないほどの胸騒ぎから始まっているよなあ、と。
そう考えると、今まで出会ってきた方々との縁を大切にしたい気持ちになりますね。


というわけで、2022年は、多くの人たちと出逢い、ときめき、縁を大切にしていきたいと思います。引き続き、2022年もよろしくお願いいたします!

以下、恒例の2021年に読んだ本ベスト10を紹介します。2021年は、比較的、あまり本を読めなかったですが、引き続き、色々な本たちと出会っていきたいと思います。

10位

起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

“〈ワシはリクルートのような若くて元気な会社が大好きや。しかし、あんたらは世間から「いかがわしい」と言われてシュンとしておる。ワシのところもそうやったが、若い会社というのは、たいがいいかがわしいもんや。それでええんや。おまえら、もっといかがわしくなれ!〉(日本経済新聞12年4月16日付朝刊)”

9位

MORE FROM LESS(モア・フロム・レス) 資本主義は脱物質化する

”資本主義は繁栄という花を見事に咲かせることができる。ただし、花を咲かせるには庭の手入れを怠ってはならない。社会の弱者の権利、財産、契約を守るための法律と裁判所の整備。暴力あるいは暴力的な支配の排除。そして徴税は歓迎されなくても、必要不可欠である。

8位

DARK HORSE 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代

””充足感は、成長と発達と自己改善によって常に育まれなければならない動的な体験である。あなたが向上しようと努力することを止める瞬間は、充足感が弱まり始める瞬間なのだ。あなたの行く道に行き止まりはない。自分自身を封じ込め、本当の自分をさらに実感できる機会を逃した途端、あなたは安定と心地良さよりもっと重大なものを危険にさらすことになる。  その重大なものとは、あなたの目的意識である。””

7位

両利きの経営―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く

なるべく自身・自社の既存の認知の範囲を超えて、遠くに認知を広げていこうという行為が 「探索」である。探索によって認知の範囲が広がり、やがて新しいアイディアにつながるのだ。しかし一方で、探索は成果の不確実性が高く、その割にコストがかかることも特徴だ。一方、探索などを通じて試したことの中から、成功しそうなものを見極めて、それを深掘りし、磨き込んでいく活動が「 深化」である。深化活動があるからこそ、企業は安定して質の高い製品・サービスを出したり、社会的な信用を得て収益化を果たすことができる。”

6位

チームが自然に生まれ変わる 「らしさ」を極めるリーダーシップ

”そこで注目したのが「ゴール設定」とそれが描く世界への「没入」だった。現状の外側にありながら、真のWant toに根ざしているゴールを発見し、そこに臨場感を生み出せたとき、内部モデルは根本から変わる。行動につながる情報処理システムのルールが書き換わる以上、人も組織もおのずと生まれ変わり、新しいゴールに向かうエネルギーを獲得することになる。”

5位

君と会えたから・・・

””私たちの未来の夢は、絶対に手に入ると狂おしいほどに信じて、 それに向けて情熱を絶やさず行動を繰り返す限り、 それがどんなに大きな夢であっても、 必ず達成されることが約束されている約束の地であり、 それを確率の低いものに変えてしまっているのは、 冷静な分析と称して行動をすることもなく、 頭の中で繰り返される消極的な発想にほかならない。””             

4位

歴史の大局を見渡す ──人類の遺産の創造とその記録

””歴史とは、遺産の創造とその記録と言える。進歩とは、豊かな遺産を築いて守り、伝え、使うことである。人間の愚考と罪を戒めとするだけではなく、創造的な人々がいたことを記憶するために歴史を学ぶと、過去は陰鬱な恐怖の部屋から「天の都」に変わる。・・・私たちは自分の人生を意味のある物にしよう。死後も大切なものとして残る何かを成し遂げよう。幸運な人は亡くなる前に自分の民族の遺産をできるだけたくさん集めて、それを子供に引き渡すだろう。そして最期のときまで、この尽きることのない遺産に感謝する。なぜなら、それは人を育む母であり、私たちの永遠の命であるからだ。””

3位

Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章

””現実主義になろう。勇気を持とう。自分の本性に忠実になり、他者を信頼しよう。白日のもとで良いことをし、自らの寛大さを恥じないようにしよう。最初のうちあなたは、騙されやすい非常識な人、と見なされるかもしれない。だが、覚えておこう。今日の非常識は明日の常識になり得るのだ。  さあ、新しい現実主義を始めよう。今こそ、人間について新しい見方をする時だ。””

2位

あなたが世界のために出来るたったひとつのこと〈効果的な利他主義〉のすすめ

” ”本当に大切なのは、他者の利益を考えているかどうかです。〈いちばんたくさんのいいこと〉につながる行動を望むなら、その行動が犠牲を伴うか、つまりその人の幸福度が下がるかどうかに目を向けるべきではありません。むしろ、自分を幸せにする行動が、他者を幸せにするかどうかに目を向けるべきでしょう。” ”

1位

ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業

2021年も色々な学びがあり、自己と向き合い、社会・世界と向き合ってきた1年でした。2021年の1位に、本書を選んだのは、やはり自分は評論家、批評家ではなく、実業家、事業家、起業家でありたいということなんだと思います。

P.S.
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